新型コロナ 平均感染者数17.05人 3週間ぶり減少

県内の9月10日までの1週間の、新型コロナウイルスの平均感染者数は17.05人で、前の週から1.92人減り、3週間ぶりの減少となりました。

山口県は定点観測している新型コロナの感染者数などを毎週水曜日に発表していて、9月10日までの1週間に県内66の医療機関で診断を受けた感染者はあわせて1125人でした。
保健所の管内別では多い順に岩国管内が181人、下関管内と宇部管内がそれぞれ173人、山口管内が167人、周南管内が142人、防府管内が141人、柳井管内が83人、萩管内が35人、長門管内が30人となっています。
また、1医療機関あたりの平均の感染者数では17.05人で前の週の18.97人から1.92人減り、3週間ぶりの減少となりました。
保健所の管内別では、多い順に防府管内が28.20人、岩国管内が22.63人、山口管内が20.88人、宇部管内が17.3人、柳井管内が16.6人、下関管内が13.31人、周南管内が12.91人、萩管内が11.67人、長門管内が10人となっています。
県は感染状況について「感染者は減少したものの夏休みが終わり、学校を中心に集団感染が発生しているので、基本的な感染対策を徹底してほしい」と話しています。
一方、県内ではインフルエンザの感染が広がっていて、9月10日までの1週間に県内66の医療機関で診断を受けた感染者は平均7人と、県が注意報レベルとしている平均10人に迫っています。
特に宇部管内では、平均20.40人と警報レベルの30人に近い水準となっていて、県は感染対策の徹底を呼びかけています。