新しい捕鯨母船を全国にPR 「関鯨丸」のロゴ入りシール完成

来年3月の完成をめざして建造が進んでいる新しい捕鯨母船「関鯨丸」を全国にPRしようと、下関市は、「関鯨丸」をデザインしたシールを作りました。

このシールは、下関市が印刷会社に委託して作ったもので、直径3センチほどの円形のシールの中央に擬人化された「関鯨丸」が、クジラを抱きかかえるイラストがデザインされています。
市は、このシールを30万枚作り、鯨肉の大和煮やカレーなどを製造する市内の5つの食品加工会社に配布して商品に貼ってもらうことにしています。
鯨肉の加工食品にこのシールを貼ることで、新しい捕鯨母船「関鯨丸」を全国にPRするとともに、捕鯨への理解や親しみを深めてもらい、「くじらの街・下関」の定着を図りたいとしています。
「関鯨丸」は、先月(8月)31日に進水式を終え、来年3月の完成に向けて内装の工事などが行われています。
下関市の前田市長は、「シールを通じて下関のクジラを全国に幅広く認識してもらい、ブランド化を進めていきたい」と話していました。