山口を芸能・芸術文化の発信拠点に 周南で文化祭

山口を芸能や芸術文化の発信拠点にしようと山口県周南市で文化祭が開かれ、世界的な和楽器などのバンドがオリジナル曲を演奏したり、地元の小中学生が和太鼓の腕前を披露したりしました。

「山口秋の芸能芸術文化祭」は、山口を芸術や芸能文化の発信拠点にして地域の振興を図ろうと岩国市のNPO法人が企画し、会場のホールでは、音楽や書道のパフォーマンスなど8つの演目が披露されました。
このうち、和楽器などのバンド、「TRA innovation」は世界最大規模とされるライブコンテストに日本代表として出場し、世界一となりました。
ライブでメンバーは体をリズミカルに動かしながら和太鼓や三味線を演奏してオリジナル曲を披露し、訪れた人は体を前に乗り出しながら手拍子するなど会場は盛り上がりました。
また、地元の小学生や中学生による和太鼓の演奏では、子どもたちが「荒城の月」の旋律に合わせてリズムよく時に強弱をつけながら太鼓をたたいてこれまでの練習の成果を披露しました。
光市から家族で訪れた40代の女性は「きょうのイベントでは太鼓の生演奏を聞けてとてもよかった」と話していました。