「星野リゾート」 下関の関門海峡に面したホテル 起工式

全国で宿泊施設を展開する「星野リゾート」が、下関市の関門海峡に面した埋め立て地に建設を計画しているホテルの起工式が行われました。

「星野リゾート」は、下関市の関門海峡に面した埋め立て地に、再来年秋の開業を目指してリゾートホテルを建設する計画を進めています。
現地で起工式が行われ、ホテルや市の関係者などおよそ60人が出席し、工事の安全を祈って神事が行われました。
そして、来賓の下関市の前田市長が「ホテルを起点に下関の地域・観光資源が最大限にいかされる取り組みにつながることを確信しています。地区のにぎわいが市全体に波及することを願っています」とあいさつしました。
ホテルは、「リゾナーレ下関」と名付けられ、北前船の帆をイメージした建物は地上12階建てで、187の客室はすべてオーシャンビューとなります。
また、海峡を臨んで海水プールなどが設けられ、1階には宿泊客以外も利用できる砂浜をイメージしたカフェテラスも設置されます。
年間の目標宿泊客数は14万人だということです。
星野リゾート国内企画開発グループの瀬尾光教ディレクターは、「下関は日帰り客中心で宿泊につながっていない。下関の魅力を感じてもらい『泊まってよかった』といわれるホテルにして宿泊拡大につなげたい」と話していました。