平生町の60代女性 うそ電話で580万円余だまし取られる

平生町の60代の女性が、介護保険料の還付金の名目で580万円余りをだまし取られる被害があり、警察が詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、7月20日に、平生町の60代の女性の自宅に役場の担当者を名乗る男から、「介護保険料を多く払っていたので、2万9600円の払い戻しがあります。書類がなくても手続きできます」という、うその電話がありました。
続いてサポートセンターを名乗る男から電話があり、女性は、柳井市内の病院のATMで99万円余りを振り込んだということです。
その後もまだ申請ができていないと催促され、女性は、3日間にわたって合わせて584万円余りをだまし取られました。
金融機関からの問い合わせで、女性が通帳を記帳して確認したところ、だまされたことに気づいたということです。
警察は、詐欺事件として捜査するとともに、「還付金がある」とか、「ATMで還付金の手続きができる」といった電話があった場合は詐欺を疑い、警察や家族に相談するよう呼びかけています。