「関門海峡メガジップライン」実現に向け初会合 下関

下関市と福岡県北九州市をワイヤーロープで結んで、関門海峡の上空を滑車で渡るアトラクション、「関門海峡メガジップライン」の実現に向けた初めての会合が下関市で開かれ、料金は１回２万８０００円程度で検討していることが示されました。

「関門海峡メガジップライン」は、下関市と北九州市の間に全長１７４０メートルのワイヤーロープを張り、下関側から関門海峡の上空をうつ伏せの姿勢で滑り降りるアジア最大級のアトラクションで、再来年（令和７年）春の営業開始を目指して下関市の会社が整備を進めています。
２５日は、２つの市の副市長らが整備計画について検討するプロジェクトチームの初めての会合が下関市で開かれ、北九州市の片山憲一副市長が、「知名度を上げる起爆剤で、成功に向けて力を合わせたい」とあいさつしました。
会議は非公開で行われ、出席者によりますと、事業会社からは、岐阜県にある日本一の高さから飛ぶバンジージャンプ施設を参考に、料金は１回２万８０００円程度で検討していることが報告されたということです。
事業会社の大久保誠社長は、「前向きなご意見をいただいたので、安全に配慮しながら進めていきたい」と話していました。
この会合は、年度内にあと２回開かれる予定です。