安倍元首相死去1年 地元の長門市で支援者による偲ぶ会

安倍元総理大臣が亡くなってから7月で1年となり、23日、地元の長門市で、支援者によるしのぶ会が開かれました。

安倍元総理大臣は、去年7月に、奈良市で行われた選挙演説中に銃撃されて亡くなり、命日の7月8日には、東京の寺で、一周忌の法要が営まれました。
地元の長門市油谷地区では、23日午後、県選出の国会議員や地元の首長、支援者など、およそ300人が参列してしのぶ会が開かれ、初めに全員で黙とうを行い、安倍元総理大臣への哀悼の意を表しました。
このあと、妻の昭恵さんが午前中に油谷地区の安倍家の墓に遺骨を納めたことを報告し、「主人がまいた種をみなさまが花開かせていただきたい。主人にとって、長門市や油谷町は本当のふるさとで、父と同じ墓に入り、安らかに眠ることと思います」と謝辞を述べました。
最後に献花が行われ、参列者は、安倍元総理大臣の遺影の前に次々に花を手向けては、手を合わせていました。
参列した70代の女性は「安倍さんにはまだ頑張っていただきたかったので、今でも残念で、忘れられません。安らかに眠ってほしいです」と話していました。