周南市で自転車販売店の店員対象に交通ルールの講習会

夏の交通安全県民運動の一環で、警察官が自転車販売店の店員に、交通ルールなどを改めて周知する講習会が周南市で開かれました。

周南市の自動車学校で開かれた講習会には、自転車販売店の店員など9人が参加しました。
初めに、警察官が交差点での自転車の横断方法やことし4月からヘルメットの着用が努力義務化されたことなど、改めて自転車の交通ルールを周知しました。
そして、参加者は、白バイの先導のもと、自転車に乗って自動車学校の教習コースを走り、軽車両なので横断歩道で歩行者がいたら一時停止することや車道の左側を通行することなどを確認しました。
自転車販売店を営む男性は「今後は、納車の際などに、お客さまに自転車の交通ルールをしっかり伝えていきたい」と話していました。
周南警察署交通課の永田通郷課長は「新しく加わった交通法規もあるので、自転車の交通ルールを改めて深く学び直してもらえたら」と話していました。
警察によりますと、県内では、ことしに入って5月末までに、自転車が絡む人身事故は124件に上り、3人が死亡しているということです。