特産のハモをPR 防府市の道の駅で「ハモフェス」

瀬戸内海でとれる特産のハモの魅力を知ってもらおうと、防府市の道の駅で、ハモをデザインしたたこを子どもたちが揚げたりハモ料理がふるまわれたりする催しが開かれ、家族連れなどでにぎわいました。

防府市は、瀬戸内海でのハモ漁が盛んで、地元の青年会議所などでつくる実行委員会は、主に県外に出荷されているハモの魅力を地元で知ってもらおうと、「ハモフェス」と銘打った催しを開いています。
会場の道の駅では、細長いハモがデザインされた長さおよそ20メートルのたこを揚げるイベントが開かれ、小学生以下の子ども11人がたこを空に揚げ、大きな歓声を上げていました。
参加した山口市の小学6年生の女の子は「たこが空に揚がってうれしかった」と話していました。
また、会場では、500食分のハモフライが無料でふるまわれ、多くの人がさくっとした口当たりのフライを口いっぱいにほおばって、味わっていました。
地元の40代の女性は「ハモの身がプリッとしてとてもおいしかったので、また食べたい」と話していました。
周南市から家族で訪れた30代の女性は「ふだん食べられないハモを食べられてよかった」と話していました。