山口市で年1回のふぐ処理師の実技試験 小学生の男の子も挑戦

フグが本場の山口県、山口市で12日、「ふぐ処理師」の実技試験が行われました。

「ふぐ処理師」の試験は県が年に1回行っていて、ことしは山口市の会場で学科試験を通過した68人が実技試験に臨みました。
フグは肝臓や卵巣などの内臓に猛毒があるため、飲食店などで食材として提供するためには、県の「ふぐ処理師」の免許が必要となっています。
実技試験では、20分間の制限時間内に毒がある部分と食べることができる部分を正確に仕分けて、さばくことができるかが試されました。
試験に臨んだ人たちは真剣な表情で、体長が30センチほどあるトラフグの皮を剥いだあと、包丁を使い丁寧に切り分けていました。
また、小学生の男の子も試験を受けていて、硬いフグの頭をハンマーをつかって切り込みを入れるなど、大人に交じって頑張っていました。
「ふぐ処理師」の試験は、おととしまでは試験を受けるためには3年以上の実務経験が必要でしたが、その後、要件が撤廃され、去年からは誰でも受けられるようになっています。
受験した光市出身で専門学校に通う20代の女性は「将来、料理人になりたくて誰でも受けられるようになったので挑戦しました。皮が思った以上に硬くて切りにくく難しかった」と話していました。
合格発表は来月1日に行われます。