記録的な大雨で 山口市の養殖場から アユ5万匹逃げる

先週の記録的な大雨で、山口市を流れる椹野川が増水し、川沿いのアユの養殖場では、5万匹ほどのアユが逃げ出す被害が出ています。

椹野川の川沿いでは、椹野川漁業協同組合がアユの養殖を行っていますが、先月(6月)30日からの記録的な大雨で川が増水し、アユを養殖している池が水没しました。
川の水位が下がってから漁協の職員が池を確認したところ、5万匹ほどいたアユのほとんどが逃げ出していたということです。
漁協によりますと、アユの餌や機材を入れていた倉庫も水につかり、職員たちが養殖に使うネットを洗ったり、池に水を入れるポンプをきれいにしたりする作業に追われていました。
流出したアユは、夏のシーズンに向けて去年12月から育ててきたアユだったということで、被害額は1000万円ほどにのぼる見込みです。
椹野川漁業協同組合の田中実部長は、「大事に育ててきたアユなのでショックです。仁保にあるもう一つの養殖場は無事なので、そちらのアユをやりくりして、卸し先などに迷惑がかからないように対策を考えたい」と話していました。
漁協では、夏休みに予定していたアユのつかみ取りの催しについては、楽しみにしている子どもたちも多いとして、予定どおり行うことにしています。