JR美祢線 美祢市の厚狭川で橋と線路が崩落 盛り土も流出

30日からの大雨の影響で、美祢市を流れる厚狭川が増水し、JR美祢線は、南大嶺駅と四郎ヶ原駅の間で、川をまたぐ橋と線路が崩落しました。
また、この周辺では、複数の箇所で線路の盛り土が川に流され、線路が浮いた状態になっています。
JR西日本によりますと、いつ崩落したかはわからないということですが、美祢線は、30日正午ごろから、運転を取りやめていたため、けが人などは出ていないということです。
美祢線は、平成22年7月の大雨でも、線路の盛り土が流されるなどの被害があり、1年以上にわたって、運休となりました。
美祢線をめぐっては、利用者の減少で昨年度までの3年間の平均の収支が4億6000万円の赤字となるなど、路線のあり方についての議論が進められています。