ジビエ料理に挑戦 高校生がイノシシ肉のステーキ作り 山口

野生のイノシシやシカなどのジビエ料理に親しんでもらおうと、山口市の高校生が、イノシシ肉のステーキ作りに挑戦しました。

山口市の山口農業高校では、毎年、野生のイノシシなどに関心を持ってもらおうと、ジビエに関する講義の一環で調理実習を行っていて、ことしは、2年生と3年生の生徒22人が参加しました。
実習では、山陽小野田市で捕獲されたイノシシのもも肉のステーキを作ることになり、お手本として、講師として招かれた防府市の洋食レストランのシェフが調理を実演しました。
そして、生徒たちは、手分けして、フライパンとオーブンでイノシシ肉の両面を焼き、焼いた肉の脂を使ってステーキのソースを作るなど調理に挑戦しました。
生徒たちは、慣れないながらも講師から上手な切り方を教わったり、肉の焼き加減のアドバイスを受けたりしながら、料理の盛り付けまで行いました。
最後には全員で試食し、自分たちで作った料理の味に舌鼓を打っていました。
参加した女子生徒は、「もっと臭みがあると思いましたが、焼くのも問題なかったし、牛肉に近い感じなので、家族などに料理を振る舞ってもいいと思いました」と話していました。