「ヤングケアラー」支援へ 県が専門の相談窓口設置

家族の介護や世話などを日常的にしている子どもたち、「ヤングケアラー」の支援につなげようと、山口県は、19日から新たに専門の相談窓口を設置しました。

山口県が去年、県内の小学5年生から高校3年生までを対象に行った調査では、少なくとも1400人余りがヤングケアラーの可能性があることがわかっています。
こうした状況を受けて県は、県から委託を受けた山口市の子ども家庭支援センターに、新たな専門の相談窓口を設置しました。
窓口では公認心理師の資格を持つ職員が常駐し、電話などで相談を受けるほか、内容によっては地域や学校に協力を依頼したり、支援団体につないだりするということです。
県はヤングケアラーの当事者や周囲の人が、相談しやすい環境を作ることも、より適切な支援につながるとして、今後は専門の講師を招いた研修会も予定しているということです。
県から委託を受けた「こども家庭支援センター清光」の桑木宏道センター長は「自分から相談しづらい面もあると思うので、関係機関と連携してこちらから積極的にアプローチしていきたい」と話しています。
相談窓口の連絡先は0836−65−1177で、月曜日から土曜日の午前9時から午後6時までは対面でも対応するほか、電話とメールは24時間体制で受け付けます。