水道の配管工事で男性3人が病院に搬送 一酸化炭素中毒か

13日昼前、山陽小野田市の新築工事中の介護施設内で、水道の配管工事を行っていた会社員の男性3人が、体調不良を訴えて病院に搬送されました。
3人に意識はあり命に別状はありませんが、警察や消防では、一酸化炭素中毒の疑いがあるとして詳しい状況や原因を調べています。

警察と消防によりますと、13日午前11時40分ごろ、山陽小野田市東高泊にある新築工事中の介護施設の中で、水道の配管の工事中に、市内の50歳の男性と、山口市の24歳の男性、それに、宇部市の24歳の男性の合わせて3人の会社員が体調不良を訴え、ほかに作業にあたっていた人が消防に通報しました。
3人は病院に搬送されて手当を受けていて、いずれも意識があり軽症で命に別状はないということです。
3人が体調不良を訴えたときには、施設の床のコンクリートをエンジンカッターで切断する作業をしていた最中だったということです。
警察や消防などが現場の酸素濃度を調べたり、ほかの作業員に話を聞いたりした結果、3人は、一酸化炭素中毒の疑いがあるということです。
警察では詳しい状況や原因を調べています。