村岡知事 7月に台湾訪問 県産品PRへ

山口県の村岡知事は、県産の農林水産物などの輸出拡大やインバウンドの拡大に向けて、来月(7月)、みずから台湾を訪問し、県産品のPRなどを行うことにしています。

山口県は、今年度(令和5年度)、県産の農林水産物などの輸出拡大やインバウンドの拡大、それに、県内企業の海外展開などを進めようと、県庁内に「海外展開推進室」を新設して取り組みを強化しています。
この一環で、山口県の村岡知事は、来月14日から17日までの4日間の日程で、みずから台湾を訪問すると発表しました。
このなかでは、台湾の半導体産業の中心的な役割を担い、「台湾のシリコンバレー」と呼ばれる新竹市を訪れ、県内企業との関係強化のきっかけを作りたいとしています。
また、台南市では、県との結びつきを深めるために、観光や物産といった分野で覚書を締結するほか、山口県産の日本酒や観光地を、市民に向けてPRする場を設けることにしています。
さらに、デジタル社会を進めるうえでの知見を得ようと、台湾のIT担当閣僚、オードリー・タン氏と対談することにしています。
村岡知事は、記者会見で、「台南市との間で経済や観光交流について、お互いに盛り上げいこうという絆を作っていきたい。山口県の魅力発信を私自身も行っていきたい」と述べました。