豪州の豪華クルーズ客船が萩市に寄港 歓迎セレモニー

オーストラリアの豪華クルーズ客船、「シーニック・エクリプス」が萩市に寄港し、市の職員や高校生などが歓迎セレモニーを開きました。

寄港したのはすべての客室がスイートルームという豪華クルーズ客船、「シーニック・エクリプス」でオーストラリアなどのおよそ80人の乗客が日本各地や韓国・プサン(釜山)などを周遊しています。
萩市の港では寄港にあわせて歓迎セレモニーが開かれ、毛利輝元にふんした田中市長がホラ貝を吹いてもてなしたあと、城下町をかたどった萩焼の陶板や大内塗りの絵皿を船長に贈りました。
そして、萩光塩学院高校の生徒たちが萩の歴史や文化について英語で説明したあと、名物の夏みかんのお菓子をプレゼントすると、船長たちがさっそく味わっていました。
萩光塩学院高校1年生の秋田浩善さんは「萩の歴史や夏みかんについて英語で説明するために練習したのでうまく伝わってよかった」と話していました。
萩市観光課の山谷義貴主任は「萩ではきれいに残っている古い町並みを楽しめることを外国のみなさんに知ってもらい、今後も寄港地に選ばれるように努力を続けたい」と話していました。
山口市内を観光したというオーストラリアの女性は、「山口市で瑠璃光寺の五重塔と雪舟庭の庭園を見ることができてとてもわくわくした」と話していました。