次期衆院選 平岡秀夫氏が立民から山口2区に立候補表明

4月に行われた衆議院山口2区補欠選挙に無所属で立候補し落選した元法務大臣の平岡秀夫氏が、次の衆議院選挙で立憲民主党の公認候補として山口2区から立候補することを表明しました。

平岡氏は31日、県庁で記者会見を開き、「今の自民党政権は国民、地域住民本意の政治を行っていない。信頼のおける政治を実現していきたい」と述べ、次の衆議院選挙で、立憲民主党の公認候補として山口2区から立候補することを表明しました。
その上で、政党の公認を得たことについて、「国政は政党による政治が中心になっている中、当選したときにしっかりと力が出せるのはやはり政党人としての政治家という思いがあった」と話しました。
平岡氏は岩国市出身の69歳。
旧大蔵省などでの勤務を経て、平成12年の衆議院選挙に当時の民主党から立候補して初当選しました。
衆議院選挙に5回当選して、民主党政権で法務大臣などを歴任したあと、4月の衆議院山口2区の補欠選挙では無所属で立候補し、自民党の岸信千世氏に5700票差余りで敗れました。
次の衆議院選挙は小選挙区の区割りの変更で、山口県では4つあった選挙区が3つになり、自民党や共産党などほかの政党でも候補者の調整が進められています。