新型コロナ 平均感染者数2.43人 前週より0.22人増

新型コロナの感染状況について、山口県は指定した県内67の医療機関で、5月28日までの1週間の平均の感染者数が2.43人だったと発表しました。
前の週の2.21人から0.22人増えています。

山口県は、新型コロナの感染状況の把握方法について、5月8日以降、すべての感染者を把握する「全数把握」から指定した県内67の医療機関に感染者を毎週報告してもらう「定点把握」に変更しました。
そして、1医療機関あたりの平均の感染者数を毎週水曜日に発表し、31日が、3回目の発表となりました。
それによりますと、5月22日から28日までの1週間で、県内67の医療機関で診断を受けた感染者はあわせて163人でした。
保健所の管内別では多い順に、周南管内が39人、山口管内が30人、岩国管内が23人、下関管内と柳井管内がそれぞれ18人、宇部管内が17人、防府管内が12人、長門管内が4人、萩管内が2人となっています。
また、1医療機関あたりの平均の感染者数は2.43人となり、前の週の2.21人から0.22人増えました。
保健所の管内別では、多い順に山口管内が3.75人、柳井管内が3.60人、周南管内が3.25人、岩国管内が2.88人、防府管内が2.40人、宇部管内が1.70人、下関管内が1.38人、長門管内が1.33人、萩管内が0.67人となっています。
県は感染状況について「インフルエンザなどほかの感染症も含めて増加傾向にあり、マスクを外したり、人流が活発になったりなど行動の変容が要因のひとつとしてあげられる。引き続き手洗いなどの基本的な感染対策をしてほしい」と話しています。