JR西日本 新下関駅・新岩国駅「みどりの窓口」営業終了

JR西日本は、業務の効率化のため、新幹線の特急券などを対面で販売してきた山口県の新下関駅と新岩国駅の「みどりの窓口」の営業を31日で終了することになりました。

営業を終了するのは、JR西日本の新下関駅と新岩国駅の「みどりの窓口」です。
このうち新下関駅では、最後の営業日も次々と乗客がみどりの窓口を訪れ、新幹線の特急券などを買い求めていました。
JRによりますと利用者からは、時間がなく、急いで特急券を買いたい時に不便になるとか、窓口で駅員に確認しないと買い方がわからないといった不安の声が寄せられているということです。
これに対してJRは受話器とモニターが備え付けられ、オペレーターと対話しながらきっぷを購入できる「みどりの券売機プラス」を利用してほしいと呼びかけています。
みどりの券売機プラスではオペレーターが発券作業を代わりに行えるほか、筆談にも対応できるということです。
新幹線の特急券を窓口で購入した60代の女性は、「券売機だと電話でちゃんと伝えられるかわからないし、後ろに人が並ぶと焦ります。機械音痴なので不安です」と話していました。