下関市の港湾地区観光開発で初会合 星野リゾート代表も出席

下関市の港湾地区の観光開発の進め方について話し合う会議の初会合が開かれました。
会合には、全国でリゾートを運営する会社の代表が出席し、地区の全体の景観などを検討する会議を新たに立ち上げることが確認されました。

下関市の関門海峡沿いの「あるかぽーと・唐戸エリア」では、全国で高級旅館などを展開する「星野リゾート」が策定した推進計画をもとに、観光開発を進めることになっていて、星野佳路代表ら9人が出席して、今後の観光開発の進め方を話し合う会議の初会合が開かれました。
星野代表は「海峡という特殊な環境の下関は、ポテンシャルが高い」とあいさつしました。
このあと、会合では、地区全体の景観や照明などのデザインなどを検討する「デザイン会議」を新たに立ち上げることが確認されました。
また、会合では、市が今年度、赤間神宮などの観光名所をライトアップする照明をリニューアルすることや観光客らを乗せて時速20キロ未満で走る電気自動車の走行実験を市内の道路で行うことが報告されました。
会合のあと、星野代表は「アジアを代表する港湾エリアにして、観光で市の人口減少対策に貢献したい」と話していました。