山口市出身 石川佳純さんが市役所を表敬訪問 引退を報告

卓球でオリンピックに3大会連続で出場して銀メダル2つ、銅メダル1つを獲得し、5月、現役引退を発表した山口市出身の石川佳純さんが26日、山口市役所を表敬訪問しました。

石川佳純さんは7歳から卓球を始め、山口市の平川小学校を卒業するまで市内で過ごし、山口市ふるさと大使に任命されています。
26日、山口市を訪れた石川さんは伊藤市長と面会し、「今はすごく晴れやかな気持ちでたくさんの方から温かいメッセージをもらいました。久しぶりに帰ってきたのでたくさんの感謝を伝えたいです」と話し、引退を報告しました。
これに対して伊藤市長は「23年間の選手生活、本当にお疲れさまでした。感動と元気を山口県に与えてもらいありがとうございました」とねぎらいの言葉を送り、花束と記念品を手渡しました。
このあと2人は平成24年のロンドンオリンピックの卓球女子団体で銀メダルを獲得した際に、山口市の商店街でパレードをして大勢の人たちから祝福してもらったことを振り返りながら語り合っていました。
石川さんは「パレードや試合を見てもらったことは大きな思い出で、小さい頃からたくさんの温かい応援をしてもらったので感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました。