新型コロナ5類移行 感染者数を定点把握に改め初の発表

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行されたことを受けて、山口県は感染者数を全数から定点での把握に改め、17日、初めて発表しました。

5月8日から14日までの1週間の1定点あたりの平均の感染者数は1.52人で、県は、感染状況は横ばいとみられるとしています。
山口県は新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行されたことを受けて、県内67か所の医療機関で1週間に確認された新規感染者数を集計したうえで、1定点あたりの平均の感染者数を原則、毎週水曜日に公表することにしました。
17日は移行後、初めての発表となり、5月8日から14日までの1週間の1定点あたりの県内の新規感染者数は1.52人となっています。
前の週などとの比較はできませんが、県は感染状況について横ばいとみられるとしています。
また、それぞれの保健所管内の感染者数は多い順に、岩国管内が2.38人、周南管内と山口管内がそれぞれ2.00人、柳井管内が1.60人、萩管内が1.33人、宇部管内が1.20人、防府管内と長門管内がそれぞれ1.00人、下関管内が0.85人となっています。