美祢市の幼稚園で警備会社が交通安全教室

11日から始まった春の全国交通安全運動にあわせて美祢市の幼稚園では、地元の警備会社による交通安全教室が開かれました。

子どもたちの交通事故を防ごうと美祢市の警備会社が市内の伊佐中央幼稚園で開いた教室には、園児およそ40人が参加しました。
はじめに子どもたちは警備員からパネルを使って、青信号が点滅していたら赤信号に変わる合図なので道路の横断をやめるよう教わりました。
このあと、教室に設けられた模擬の横断歩道を使って道路の渡り方を学びました。
子どもたちは、青信号になると手をまっすぐに挙げて、右と左を確認したあともう一度右を見て車が来ていないことを確かめて渡り始め、さらに横断中にもう一度左を見ることを実践していました。
参加した女の子は「青信号でもピカピカしたら渡るのをやめることや、横断歩道を渡るときは右と左を見て車が来ていないことを確かめることがわかりました」と話していました。
教室を開いた美祢警備保障の本間智子社長は、「地域の宝である子どもたちの安全を守るためにも、大人が交通ルールを守る姿を子どもに見せることが事故防止につながります」と話しています。