衆院山口4区補選 安倍元首相後援会 吉田市議擁立で最終調整
安倍元総理大臣の死去に伴う衆議院山口4区の補欠選挙をめぐって、安倍氏の後援会は、下関市議会議員の吉田真次氏を擁立する方向で最終調整に入ったことが関係者への取材でわかりました。
ことし7月、安倍元総理大臣が選挙の応援演説中に銃撃されて亡くなったことを受けて、衆議院山口4区は議席が空白になっていて、来年4月に補欠選挙が行われる可能性が高くなっています。
山口4区の後継となる候補については、これまで安倍氏の親族や国会議員の名前などが挙がりましたが、安倍氏の後援会は、下関市議会議員の吉田真次氏を擁立する方向で最終調整に入ったことが複数の関係者への取材でわかりました。
吉田氏は下関市出身の38歳。
大学を卒業後、大阪府議会議員の秘書を経て平成23年の下関市議会議員選挙で初当選し、現在3期目です。
吉田氏は、NHKの取材に対し、後援会から立候補の要請を受けたことを認めたうえで、近く会見を開いて、自身の意向を示したいとしています。
山口4区の補欠選挙をめぐっては、野党側も候補者の擁立に向けて、調整を進めています。