下関市の審議会 「下関北九州道路」の環境アセスメントで答申

下関市と北九州市を結ぶ「下関北九州道路」の事業化に向けた環境アセスメントをめぐり、下関市の環境審議会は、前田市長に答申を行い、範囲を広げて環境調査を行うよう知事に意見することなどを求めました。

「下関北九州道路」は、老朽化が進む関門橋や関門トンネルに次ぐ第3の幹線道路として、下関市の彦島地区と北九州市小倉北区を結ぶおよそ8キロのルートで、国が事業化を目指していて、現在、山口県と北九州市が共同で、周辺環境のへの影響を調べる環境アセスメントを行っています。
この環境アセスメントの進め方などをまとめた県の方法書に対して、意見書を提出するにあたり、下関市の前田市長は、ことし7月、市の環境審議会に助言を求める諮問を行っていて、今月28日、審議会の荒井修亮会長から答申書が提出されました。
答申書では、彦島地区だけでなく、影響を与える地区の住民への説明会の実施を検討することや完成後だけでなく、工事期間中の車両の通行による大気への影響についても調べることなどが求められています。
荒井会長は「道路への期待は大きい一方で、大規模な事業なので、検討できることはすべて考えた上で、事業化してほしい」と話していました。
前田市長は、この答申を元に、近く村岡知事に意見書を提出するということです。