山口県 オリジナル農産物の海外流出防止 新条例策定へ

県が開発したユリやリンドウなどのオリジナルの農産物が、海外に流出するのを防ごうと、県は、生産者を守り種苗を安定して確保することなどを目指す新たな条例を策定する方針を決めました。

農産物の流出をめぐっては、国内で開発された高級ぶどうの「シャインマスカット」が、中国国内で日本のおよそ30倍の面積で無断で栽培されるなど、海外に持ち出される事例があとを絶たず、知的財産権の保護が課題となっています。
こうしたなか、山口県の村岡知事は、28日に開かれた県議会の一般質問で、「現在30を超えるオリジナル品種が開発され、所得の向上に寄与していることから、これらの知的財産権を適切に管理することが求められている」と述べました。
そのうえで、生産者を守り種苗を安定して確保することなどを目指す新たな条例を策定する方針を明らかにしました。
県によりますと、県内では、ユリやリンドウなど園芸作物を中心におよそ30のオリジナル品種を栽培しているということで、今後、専門家の意見も踏まえながら具体的な検討作業を進めることにしています。