8月の貿易統計 円安の影響などで5か月連続貿易赤字

九州・沖縄と山口の8月の貿易統計は、エネルギー価格の高騰や円安の影響で、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が2300億円余りの赤字になりました。
貿易赤字は5か月連続です。

北九州市の門司税関が発表した九州・沖縄と山口の先月の貿易統計によりますと、輸入額は1兆1509億円で、去年の同じ月より74%増え、昭和54年に統計を取り始めて以降2番目の額となりました。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻などを背景に、エネルギー価格が高騰していることに加えて、外国為替市場で円安が進んだことが主な要因です。
一方、輸出額は、中国やEU向けの自動車や韓国やベトナム向けの半導体などの輸出が増えたことから、9137億円になり、去年の同じ時期と比べて23.9%増えました。
この結果、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は2372億円の赤字になりました。
貿易赤字は5か月連続です。
門司税関は、「貿易額には円安やエネルギー価格などが大きく影響してくるため、今後も経済情勢や国際情勢のリスクを引き続き注視していきたい」としています。