周防大島町で「山口大島みかん」の初出荷 まずは「極早生」

山口県内一のみかんの産地、周防大島町で特産の「山口大島みかん」の出荷が21日から始まりました。

山口県周防大島町では瀬戸内海に面した温暖な気候を生かして、およそ1000戸の農家がみかんを生産し、県内の生産量のおよそ85%を占めています。
21日、収穫時期の早い品種の「極早生」の出荷作業が始まり、町内の選果場では担当者が傷などがないか確かめたあと、機械で大きさや色ごとに選別し箱詰めしていました。
このあと、初出荷を祝う式典が行われ、およそ9トン分のみかんを積み込んだトラックが県内の市場に向けて出発しました。
JAによりますと、町内ではことしは収穫量が減る「裏年」にあたり、出荷量は去年より15%ほど少ないおよそ4400トンと見込まれていますが、適度な雨で順調に育ち、糖度と酸味のバランスが取れたすっきりとした味に仕上がったということです。
周防大島 柑橘選果場運営委員会の奥川与志人 委員長は「台風の影響も少なく出荷を迎えられ、ほっとしている。秋にかけてよりおいしい味に仕上がるのを期待したい」と話しています。
「山口大島みかん」は、県内をはじめ関東や中部、九州地方にも出荷され、来年の春まで続くということです。