台風14号 山口県内で記録的大雨 引き続き警戒を(15時)

大型の台風14号は、山口県から遠ざかりつつありますが、気象台はこれまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあるとして、引き続き、土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。

大型の台風14号は、山口県を通過したあと、現在は島根県浜田市付近を、1時間におよそ30キロの速さで北東に進んでいると見られ、山口県からは遠ざかりつつあります。
県内では、18日夜から東部を中心に強い雨雲がかかり続け、午後2時半までの24時間に降った雨の量は、岩国市の羅漢山で412.5ミリ、周南市鹿野で観測史上最大の305ミリ、山口市で260ミリなどと9月の平年1か月分の雨量を上回っているところがあります。
記録的な大雨で、県内の10以上の水位観測所では、氾濫危険水位を上回るなど河川の氾濫の危険性が高まっています。
山口県などは、周南市にある向道ダムと、岩国市と広島県廿日市市にまたがる小瀬川ダムで、それぞれ下流の川に緊急放流を行いました。
岩国市では、錦川が増水し南河内地区と御庄地区、それに美川町のあわせて2378世帯、4547人に対し「緊急安全確保」を発表しました。
「緊急安全確保」は警戒レベルで最も高いレベル5で、市は少しでも安全な場所で命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼びかけています。
岩国市では、引き続き、土砂災害警戒情報が発表されています。
気象台は、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあるとして、土砂災害に警戒するよう呼びかけるとともに、引き続き暴風域の中にあることから、暴風に警戒するよう呼びかけています。