造形作家 田中米吉さんの現代アート作品展 山口

去年亡くなった山口市出身の造形作家、田中米吉さんの現代アート作品を紹介する展示会が山口市で開かれています。

山口市出身の田中米吉さんは、造形作家として3年前にニューヨークで個展を開くなど長年にわたって芸術活動を続け、去年1月に95歳で亡くなりました。
山口市の展示場、「クリエイティブ・スペース赤れんが」で開かれている作品展には田中さんが制作した現代アート作品など10点が展示されています。
このうち田中さんの最後の作品となった「宇宙の無限にあるがまま」は、丸い穴を開けたステンレス製の直方体や円柱を組み合わせたもので、穴から中をのぞくと万華鏡のようなきらびやかな空間を楽しむことができます。
また、最近、見つかった田中さんが画家を志していたころの油絵は学生時代を過ごした宇部市の工場の建物や煙突がスケッチ風に描かれています。
田中さんの弟子で、作家のハセガワタカシさんは「視点を変えれば見え方が全く違うので作品がもたらす空間表現をぜひ味わってほしい。このような機会を通じて田中先生の作品を今後も伝えていきたい」と話していました。
この展示会は今月28日まで開かれています。