台湾東部の海域で訓練 米軍空母艦載機部隊が岩国基地に帰還

アメリカのペロシ下院議長の台湾訪問で、周辺地域の緊張の高まりが懸念されるなか、台湾東部の海域で訓練などを行っていたアメリカ軍岩国基地の空母艦載機部隊が、17日、基地に帰還しました。

岩国基地に帰還したのは、神奈川県の横須賀基地を拠点にするアメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」の艦載機部隊で、17日は、戦闘攻撃機のFA18スーパーホーネットなどが駐機している様子が確認できました。
アメリカ海軍は、8月上旬にアメリカのペロシ下院議長の台湾訪問で周辺地域の緊張の高まりが懸念されるなかで、艦載機が台湾東部のフィリピン海で訓練などを行っていたことを明らかにしています。
「ロナルド・レーガン」の空母艦載機およそ60機は、在日アメリカ軍の再編に伴って、4年前に神奈川県の厚木基地から岩国基地に移転され、1年の半分ほどをアジア太平洋地域に展開して訓練を行っています。
一方、中国四国防衛局は帰還した艦載機の滞在期間や今後の運用については、現時点でアメリカ側から情報を得られていないとしています。
岩国市は、「岩国基地の騒音状況などは、空母艦載機が大きく影響を与えるところがあるので、今後の飛行状況などをしっかりと注視していきたい」と話しています。