周南市消防本部 窃盗容疑で逮捕の消防士を懲戒免職処分
周南市消防本部は、ことし4月に知人の住宅に侵入して現金5万円を盗むなど、窃盗を繰り返していた20代の消防士を、28日付けで懲戒免職の処分にしました。
懲戒処分を受けたのは、周南市東消防署に所属する20代の消防士です。
周南市消防本部によりますと、この消防士は、ことし4月に知人の自宅に侵入して現金5万円を盗んだとして、窃盗などの疑いで逮捕されたほか、別の場所でも知人から現金20万円を盗んだなどとして再逮捕されていました。
その後、周南区検察庁は、消防士を起訴猶予にしましたが、本人が事実関係を認めていることから、周南市消防本部は、28日付けで懲戒免職の処分にしました。
周南市消防本部の藤井陽治消防長は、「今回の事案を厳粛に受け止め、改めて職員の指導を徹底し、再発防止に取り組む。全職員一丸となって、市民の皆様の信頼回復に努めます」などとコメントしています。