交通事故で娘を亡くした母親 児童に命の大切さ訴える 防府市

交通事故で当時4歳の娘を亡くした母親が防府市の小学校で講演し、命の大切さを訴えるとともに、心が苦しいときは、身の回りにいる人に相談するよう呼びかけました。

講演したのは、20年余り前に飲酒運転の車にはねられて当時4歳の娘を亡くした京井和子さんで、防府市の華浦小学校で、小学3年生の児童74人を前に当時の経験や思いを語りました。
このなかで、京井さんは、子どもたちに、配った紙をくしゃくしゃに丸めさせて、紙や体の傷は目に見える一方で心の傷は見えないことを伝え、自分から声を上げなければ相手には伝わらないと訴えました。
そして、家族や友達など自分が大切にしている人を新しい紙に書かせて、自分の心がつらい時に助けてくれる人は周りにたくさんいると話しました。
そのうえで、京井さんは、娘を亡くした時に周りの人に支えてもらった経験から、自分の心が苦しい時には大切な人に相談することや、逆に相談を受けた場合は、相手に寄り添ってほしいと呼びかけました。
講演を聴いた児童は、「自分は身近に兄がいるので、大切にしないといけないと思いました」とか「同級生を大事にしないといけないと感じました」と話していました。