災害現場派遣に備え 看護師が救命処置の手順学ぶ

大規模な災害に備えて、山口赤十字病院の看護師たちがAEDの使い方など、災害現場に派遣された際に求められる救命処置の手順を学びました。

山口市にある山口赤十字病院では、大雨や巨大地震などの大規模な災害に備えて、現場で救命活動にあたる人材を育成しようと、3年目以上の看護師を対象に緊急救助の方法や考えを学ぶ研修を行っています。
17日は、看護師15人が参加し、熊本地震などの災害現場にも派遣された経験がある日本赤十字社の職員から、災害現場で実際に行われる救命処置の手順を学びました。
けが人に見立てた人形に駆け寄った看護師たちは、周囲の安全と呼びかけに反応がないことを確認した上で、胸骨を数回押しては口から息を吹き込んで、心肺蘇生に取り組みました。
また、電気ショックで心臓の動きを正常に戻すAEDの使い方も教わりながら、心肺蘇生を繰り返し、技術の習熟に努めました。
山口赤十字病院では災害現場に派遣できる看護師が360人ほど登録されていて、今回の受講者もこの秋の研修をへて登録されることになっています。
参加した看護師は「災害はいつ起きるかわからないのでしっかり備えたい」と話していました。
日本赤十字社山口県支部の平山壽樹主任は「実際の現場では想定外の事態も起きるので、繰り返し練習することで技術を身につけてほしい」と話しています。