豪雨体験 VR映像の体験会 山口大学などが開発

梅雨や台風による大雨シーズンを前に、山口大学などが雨の降り方を体験できるVR映像を開発し、6日、大学で体験会が行われました。

山口大学では、豪雨のイメージを持ってもらうことで、逃げ遅れによる被害を減らそうと、防災科学技術研究所と共同で雨の降り方を体験できるVR映像を開発しました。
宇部市のキャンパスでこのVR映像の体験会が開かれ、10人ほどの大学院生が参加しました。
このVR映像は防災科学技術研究所の「大型降雨実験施設」を使って撮影したもので、傘を持った視点で1時間に60ミリから300ミリを超える雨が360度カメラの映像で捉えられています。
体験会ではドーム状のディスプレイに映像が映し出され、1時間の雨量が180ミリを超えると学生たちは経験したことのないような雨の降り方や音に圧倒されていました。
体験した大学院生は、「平面の動画と比べると没入感だったり、音声の効果などが全然、違いました。かなりリアルに表現されているなと感じた」と話していました。
開発した山口大学の赤松良久教授は「VRゴーグルだと、画面が曇ってしまったり、コロナ禍では、ゴーグル自体を消毒する必要も出てくるが、ディスプレイであればそういった心配はない。将来的には、無料での公開も目指したい」と話していました。