中国電力 下関市と下松市の火力発電所 再来年までに廃止へ

中国電力は、温室効果ガスの排出ゼロに向けた取り組みとして、運転開始から40年以上がたつ下関市と下松市の火力発電所を、再来年までに廃止することを決めました。

中国電力は、2050年に温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向けて、発電効率が比較的低く老朽化した発電所の廃止を決め、県内では、▼下関市長府港町の下関発電所と、▼下松市平田の下松発電所を廃止することになりました。
このうち、高さ200メートルの煙突がランドマークになっていた下関発電所は、1967年に運転開始した石炭が燃料の1号機と、その10年後に運転を開始した重油が燃料の2号機を、それぞれ4月から停止していて、再来年1月をめどに廃止されます。
また、石油を燃料とする下松発電所は、1号機と2号機がすでに廃止されていて、3年前から停止している3号機が来年1月をめどに廃止されることになりました。
勤務する従業員合わせて170人は、ほかの事業所などに配置転換する方針です。
中国電力は、島根県内で新たな発電所の試運転を始めるなどして電力の供給に影響はないとしていて、「廃止する発電所の跡地は、地域活性化のための活用など幅広く利用を検討していきたい」と話しています。