「東ソー」3月決算 売上高 経常利益ともに過去最高 

周南市に主力工場がある総合化学メーカー、東ソーのことし3月期のグループ全体の決算は、世界的な原燃料価格の高騰で、主力製品の販売価格が押し上げられたことなどから売上高、経常利益ともに過去最高となりました。

東ソーのことし3月期の連結決算は、▼売上高が25.3%増の9185億8000万円、▼経常利益も68.7%増の1604億6700万円と、4期ぶりの増収増益で、売上高、経常利益ともに過去最高を更新しました。
これについて、東ソーは、ナフサなどの原燃料価格の高騰や海外市況の上昇が反映され、主力の塩化ビニル製品の販売価格が押し上げられたことが主な要因だとしています。
一方で、来年3月期の業績については、ウクライナ情勢の悪化で石炭など原燃料価格の変動幅が拡大するなど、不確定な要素が多いことから未定としています。
東ソーの土家崇南陽経理課長は、「石炭価格の上昇が想定を上回っている。今まで見たことがない上がり幅で先が見通せない状況だ」と話していました。