トクヤマ昨年度決算 最終利益280億円 6年連続の黒字

周南市に本社がある総合化学メーカー、「トクヤマ」が発表した昨年度のグループ全体の決算は、原料価格の高騰などで減益となったものの、最終的な利益は280億円と6年連続の黒字となりました。

トクヤマが発表したことし3月期のグループ全体の決算は、売り上げが今回から適用された新しい会計基準では、2938億円と前の年度より3%減ったものの、従来の会計基準では3403億円と前の年度より13%増え、実質的な増収となりました。
一方、原料や燃料価格の高騰などでコストがかさみ、本業のもうけを示す営業利益は前の年度よりも21%低い245億円と減益になりました。
ただ、円安による利益の押し上げ効果などで最終的な利益は280億円と、6年連続で黒字となりました。
トクヤマでは円安に加えて堅調な半導体関連製品や石油化学製品の販売価格の上昇などが、コストの増加要因を吸収したとしています。
トクヤマの奥野康 徳山製造所長は、「製品価格の修正を進めるとともに、一層のコスト削減に努め、収益を確保していきたい」と話しています。