JR美祢線のさらなる利用促進へ 沿線自治体が会議 長門市

赤字路線になっているJR美祢線について、沿線の自治体のトップなどが話し合う会議が、19日、長門市で開かれ、さらなる利用促進策を進めていくことを確認しました。

長門市役所で開かれた会議には、沿線の山陽小野田市と美祢市、それに、長門市の市長に加え、JR西日本広島支社の宮本晃副支社長などが出席しました。
最初に、美祢市の篠田市長が、「美祢線は地域の財産だと認識し、『マイレール』として10年後20年後も利用してもらえるように最大限取り組みたい」とあいさつしました。
JR西日本は、新型コロナの長期化による経営状況の悪化を受けて、利用者が特に少なくなっている地方路線について、2020年度までの過去3年間の平均収支を4月に公表しました。
このうち、美祢線の厚狭、長門市間の収支は、4億7000万円の赤字になっているうえ、年々、乗車人数が減少し、厳しい経営環境が続いています。
宮本副支社長は、美祢線の経営状況は厳しいという認識を示したうえで、「町づくりに合わせて最適な地域交通となるよう地域と考えていきたい」と述べ、地域とともに路線のあり方を考えていく姿勢を強調しました。
会議では、今年度の1日の平均利用者数の目標を500人として、▼小野田線と連携したスタンプラリーや、▼沿線住民へのアンケート調査などを行い、利用促進を図っていくことになりました。