“鉄道の魅力を再発見”沿線おすすめスポット展示 県立図書館

利用者の減少が続く鉄道の魅力を再発見してもらおうと、県立図書館で沿線のおすすめスポットなどを紹介するコーナーが設けられています。

このコーナーは、県内を走る鉄道を中心に各地の魅力をPRしようと、県村山総合支庁が企画し、山形市の県立図書館の1階には工夫を凝らした展示が並んでいます。

会場では、図書館の利用者が、奥羽本線や仙山線、それに左沢線のおすすめのスポットなどを、付箋紙に書いて紹介しています。

▽大石田駅の近くで開かれる花火大会や
▽左沢線から見える桜並木など季節の風景のほか、
▽小学生のときに同級生と岩手県の釜石駅まで旅行したこと、
▽仙山線を利用して仙台市に通学していたことなど
鉄道の思い出も書かれています。

このほか、会場では、
▽沿線ごとのイベントを紹介したマップの展示や
▽駅周辺のイベントを案内するカレンダーも配布しています。

県村山総合支庁総務課連携支援室の菅野光昭室長は、「夏休みが始まるので沿線のイベントなどで鉄道を利用してもらいたい」と話していました。

このコーナーは、県立図書館で今月末まで設けられています。