9日夕方にかけて 土砂災害や河川の増水など厳重警戒を

前線や暖かく湿った空気の影響で県内では雷を伴って激しい雨が降り大雨となっているところがあり、9日夕方にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

山形地方気象台によりますと、県内では前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となって、雷を伴った激しい雨が降り大雨となっているところがあります。

降り始めから8日午後4時までの48時間に降った雨の量は最上町の瀬見で151.5ミリ、最上町で145.5ミリ、鶴岡市荒沢で104ミリ、小国町で101ミリなどとなっています。

気象台と県は8日正午、小国町と飯豊町に土砂災害警戒情報を発表しましたが、さきほど午後5時45分、解除しました。

ただ、今後も雨は降り続く見込みでいずれも多いところで8日から9日にかけて1時間に降る雨の量は県内全域で40ミリ、9日午後6時までの24時間に降る雨の量は置賜と庄内で150ミリ、村山と最上で120ミリと予想されています。

その後、10日午後6時までの24時間に降る雨の量は置賜と庄内で100ミリ、村山と最上で80ミリと予想されています。

9日夕方にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

その後も断続的に雨が降り続くことから今月11日ごろにかけて土砂災害や河川の増水などに十分注意が必要です。