天童で「紅花まつり」 特産の紅花の染め物体験などの催し

山形県特産の「紅花」が見頃を迎え、およそ3万本が栽培されている天童市の畑では、紅花の染め物体験などができる催しが開かれています。

山形県特産の紅花は高温が続いた影響で例年より1週間ほど早く見頃を迎えていて、およそ3万本が栽培されている天童市の畑では、6日から「紅花まつり」が始まりました。

会場には染め物のコーナーが設けられ、訪れた人たちが乾燥させた紅花からつくられた染料に布をつけ込む「紅花染め」や花びらを布にすり込んで色をつける「すり染め」を体験していました。

会場では、高校生が紅花の花びらを生地やクリームに練り込んで手作りしたクッキーやレモンパイなどの菓子も提供されていました。

小学3年生の息子と訪れた40代の母親は「山形県に住んでいるのに紅花畑を見たことがなかったので来てよかったです。息子とともに思い出になりそうです」と話していました。

「天童紅花まつり」は今月14日まで開かれています。