「冷やし文化」の新名物を 大学生が地元企業とジェラート開発

「冷やしラーメン」といった山形の夏の「冷やし文化」の新しい名物をつくろうと、大学生が地元の会社とともに開発した県産の甘酒などを使ったジェラートがお披露目されました。

ジェラートは、山形の夏の風物詩、「冷やしラーメン」や「冷やしシャンプー」に並ぶ新しい名物をつくろうと、山形市にある東北芸術工科大学の学生が天童市の氷菓子の製造・販売会社とともに開発しました。

ジェラートは、県産の甘酒と牛乳を使っていて、牛乳の濃厚な味わいの中に、甘酒の爽やかな風味を感じることができるのが特徴です。

また、容器のデザインや商品を紹介するポスターは、大学生が考案したということです。

開発に携わった大学2年の川口夕輝さんは「年代を問わず楽しむことができる味わいになっているのでぜひ食べてほしい。山形の冷やし文化の新たな名物に育ってくれれば」と話していました。

ジェラートは今月25日から9月下旬まで、製造した会社が運営する天童市にあるカフェで数量限定で販売するほか、県内のイベントでの販売も検討しているということです。