「笑いで健康づくり推進条例」が定例県議会で可決・成立

笑うことで心と体の健康づくりに取り組むことを盛り込んだ「笑いで健康づくり推進条例」が5日、6月の定例県議会で可決・成立しました。

令和元年に山形大学が県民1万7000人余りを対象に行った研究では、ほとんど笑わない人は、よく笑う人と比べて死亡リスクが1.95倍になるという結果が出ています。

こうした結果などを踏まえて、自民党の議員が笑うことで心と体の健康づくりに取り組むことを盛り込んだ「笑いで健康づくり推進条例」を6月の定例県議会に提出し、5日の本会議で賛成多数で可決されました。

条例では、笑い声の「ハハハ」にちなんで、毎月8日を笑いによる心身の健康づくりを推進する日としているほか、県民に対して1日1回は笑うことや事業者に対して笑いに満ちた職場環境を整備するよう努めることなどを求めています。

この条例には法的な拘束力はなく努力義務となります。