パリ五輪の水球男子代表内定 山形市出身の鈴木選手が知事表敬

今月26日に開幕するパリオリンピックで、水球男子に日本代表で内定している山形市出身の鈴木透生選手が県庁を訪れ、オリンピックへの意気込みを語りました。

水球男子の日本代表は、去年のアジア大会で53年ぶりに金メダルを獲得して、3大会連続のオリンピックとなるパリ大会への出場権を獲得しました。

今月26日に開幕するパリオリンピックを前に、水球男子の日本代表にキャプテンとして選ばれた、山形市出身の鈴木透生選手が吉村知事を訪ねました。

初めに吉村知事は「思い出深い大会になるよう祈っている。思い切って存分に活躍してください」と激励しました。

それに対し、鈴木選手は「東京に引き続き2大会目で、今回はキャプテンとして、チームの中心になれるよう準備してきた。『日本水球界に新たな歴史を』という思いでメダルの獲得を目指して、県民に勇気や希望を与えられるように活躍したい」と意気込みを語りました。

このあと鈴木選手は「東京オリンピックとは違う自分をパリオリンピックでは見せていきたい。『山形の人は粘り強く最後まで諦めない』と教わってきたので、泥臭いプレーで戦いたい」と話していました。

パリオリンピック水球男子の初戦は今月28日で、東京オリンピックで金メダルを獲得したセルビアと対戦します。