朝日町の女性がSNS通じた投資詐欺で約1300万円の被害

朝日町に住む50代の女性が、知人から紹介された人物にうその投資話を持ちかけられて1300万円余りをだまし取られ、警察は詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、ことし5月、朝日町に住む50代の女性が、知人から投資に詳しい「シノハラ」と名乗る人物を紹介されました。

女性がその人物に電話をかけたところ、「暗号資産を購入し、コインに替えると利益が出る」などと投資を勧められ、教えられたLINEのIDを登録したということです。

女性は、指示通りに金を振り込めば利益が出ると思い込み、5月15日から先月5日にかけてネットバンキングで指定された口座にあわせて8回およそ1300万円を振り込みました。

その後、女性が現金を引き出そうとした際、手数料を請求されるなどしたことを不審に感じ、警察に相談したところ、だまし取られたことに気づいたということです。

警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSなどを通じた投資話は安易に信用せず、不審に感じたら警察などに相談するよう呼びかけています。