山形県特産の紅花 河北町で見頃に

山形県特産の「紅花」が河北町で黄色や赤に色づき、見頃を迎えています。

江戸時代に舟を使った紅花の輸送で栄えた河北町では、今も紅花の栽培が盛んに行われています。

紅花の取り引きで財をなした商人の蔵や庭園を整備した、紅花資料館とその周辺にあるあわせて3000平方メートルの畑にはおよそ2万本の紅花が植えられています。

紅花は先月下旬から咲き始め、今が見頃で、黄色や赤の花が色鮮やかに咲いています。

山形県は、日本一の紅花の生産量を誇り、染め物の染料などに使われています。

紅花の生産者によりますと、ことしの生育状況は、春先から高温が続いた影響で例年に比べて1週間ほど早くなっていて、今月10日ごろまで見頃が続くということです。