山形市議会 補正予算案可決し閉会 DX活用し企業支援など

山形市の定例市議会は25日、デジタル技術を活用して業務の効率化を目指す企業の支援費用などを盛り込んだ補正予算案を可決して閉会しました。

山形市の定例市議会は最終日を迎え、一般会計の総額で13億6000万円余りの補正予算案が全会一致で可決されました。

補正予算案では、デジタル技術を活用して業務の効率化などを目指すDX=デジタルトランスフォーメーションを市内の企業に広めるため、勤怠管理のシステムの導入を支援する費用などに2000万円余り。

アメリカで行われる、日本文化を紹介するイベントで山形市をPRしたり、仙台市と連携してタイでトップセールスを行ったりして外国人の観光客を誘致するための費用に1400万円余り。

山形市の「西部工業団地」にソフトボール場を整備する費用に1億9000万円余りが盛り込まれています。

このほか、定例市議会は市内の小中学校に電子黒板を設置することになり、購入のための契約に関する議案など、24議案が全会一致で可決されるなどして閉会しました。