朝日町の空気神社で「空気まつり」 「世界環境デー」に合わせ

国連の「世界環境デー」に合わせて、空気に感謝する「空気まつり」が朝日町の空気神社で開かれています。

朝日町の空気神社は、空気に感謝するシンボルとして朝日連峰のふもとのブナ林の中にある神社で、新鮮な空気を味わうことができます。

空気神社では、6月5日の国連の「世界環境デー」に合わせて朝日町が定めた「空気の日」に空気に感謝する祭りが毎年開かれています。

5日は、祭りに合わせて地下にある本殿が特別に公開され、1年の月の数と同じ12のつぼに入った空気がまつられている様子を見ることができます。

訪れた地元の小学生や参拝者たちは林の中の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込むなどして、空気に感謝していました。

訪れた地元の小学生は「とても空気がきれいでおいしい空気だと思いました。空気を大切にする行動を取りたい」と話していました。

空気神社がある朝日町総合産業課の堀隼聡主事は「日常生活の中で空気に感謝することはないと思うので、年に1度、空気が大切だということを感じてほしい。環境保全に取り組むため、世代を超えてこの神社を大切にしたい」と話していました。